ビンテージレザージャケットについて

前回ハルフレザーのビンテージについて書いたので今回は多少の追記を。

ビンテージレザージャケットと聞いていつくらいの時代のものがビンテージなのだろう?と思った方もいらっしゃるはず。ビンテージとは本来ワインにおいてブドウの収穫から瓶詰めまでの工程を表す言葉である。これが転じてワインのいわゆる「当たり年」を指すようになり、名品や年代物の楽器・衣料品・車などを指すようになったが英語のvintageは「~の頃」「時代」を意味する。

つまりレザージャケットでいうと30~40年前に作られたレザージャケットの中でも貴重で現代までに残っているものを言う。つまり昔のものであっても量産されたものであったり安価なものは正確にはビンテージの範疇には収まらないということになる。世間でいうビンテージジャケットとはいわゆるこの範疇に収まらない古着であることが多くいくら年代物とはいえ当時の量産品をありがたがってビンテージともてはやしているようでは真のビンテージストとは言えないだろう。あくまでも品質の良さや貴重性が重要なのであって、現代まで生き残っているかどうかだけでは判断できない。つまりビンテージレザージャケットと言われているものの中で真のビンテージレザージャケットといわれるものは1割もあればいいほうだと思って構わないだろう。